現在の20代は暑気払いなんて知らない人も
多いそうです。しかし、社会人なら知って
おくべき常識です。
暑気払いとは!?その意味や時期はいつ?
乾杯や締めのあいさつはどうするのか?
調べてまとめてみました。
暑気払いとは?意味
本来の暑気払いの意味は暑い夏に冷たい
食べ物や身体を冷やす物を食べて、熱を
取り除き、暑さをうち払う風習でした。
暑い夏を乗り切ろうとする意味合いを
持っており、昔は漢方を飲んだり
していたそうです。
現在では漢方を飲んで暑さを取り除く
というものは無くなり、暑さを乗り
切ろうという宴会や飲み会として
残っているだけになりました。
一部の地方ではかき氷やそうめんを
暑気払いとして風習が残っている
ところもあるんです。
ちなみに夏野菜には身体を冷やして
くれる作用があります。暑気払いで
夏を乗り越えましょう。
暑気払いの時期
暑気払いの時期は梅雨~8月のはじめ
くらいまでと考えていいでしょう。
お盆の前くらいまでです。
まあ暑い時期ならそれほど気にせず
暑気払いを使ってもいいかもしれません。
それと暑気払いでの乾杯や締めのあいさつは
どうすればいいのでしょうか。
暑気払いの乾杯挨拶
乾杯だけのあいさつなら基本的に短めで
十分です。上司や偉い人、ゲスト出席して
もらっているなら紹介の一言を加えて、
丁寧な言葉遣いがいいでしょう。
さらに幹事の方にもお礼を付けると
印象も変わります。
『僭越ながら乾杯の音頭をとらせて
いただきます○○と申します。
今回の暑気払い会には○○さんにもご参加
いただいておりますので一段と盛り上がって
暑さを乗り切りたいと思います。
本日この会を準備していただいた○○さん
ありがとうございます。
それではご唱和よろしくお願いします。
皆様のご健勝と暑さを元気に乗り切ることを
祈念いたしまして!乾杯!』
基本的にはこんな乾杯のあいさつでいいかと
思います。仲間内ならくだけた言葉遣いでも
問題ありません。
その他にも付け加えるなら
『わたくしが長々と話してしまうと
余計暑苦しくなってしまいますので』
『この暑い夏を乗り切ったら楽しい
忘年会が待っています』
『目の前のお酒と料理を食べて、飲んで、
騒いで暑い夏を乗り切りましょう』
基本的には短いほど喜ばれます。お酒と
料理を前に待たされるのは本当に勘弁して
ほしいものです。
あれもこれも挨拶に加える必要は
ありません。元気よく発声で十分ですよ。
暑気払いの締めの挨拶
『宴もたけなわではございますが、締めの
音頭をとらせていただく○○です。
まだまだ暑い夏は続いていきますが、
暑さを乗り切っていきましょう。
当社のますますの繁栄を祈念いたしまして
1本締めを行いたいと思います。
それでは皆様お手を拝借。いよ~!』
最後の1本締め、バンザイ三唱など
会社などで違うと思いますが基本的に
これで十分です。
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