眠りと体温には関係があること
は知っていますか?

体温調節が上手くいくと眠りに
つきやすくなるのです。いったい
眠りと体温にはどんな関係がある
のでしょうか。

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眠れないという悩みを抱えている
現代人が増えているといいます。


その原因は様々で、精神的ストレス
や環境の変化、体の不調などが不眠
の原因になるといわれています。


不眠の原因と同じように、対策も
色々とありますが、そのひとつに
「体温」があります。


赤ちゃんは眠い時に手足が温かく
なりますが、この「手足が温かくなる
状態」は体が眠くなる準備をしている
サインなのです。


今、不眠の対策として、「体温との
関係」に注目が集まっています。

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睡眠と体温の関係

1日の体温の変化は「体内時計」と
「熱産生・放熱機構」という仕組み
で調整されています。


体内時計は脳に存在し、体温の
リズム
だけでなく睡眠や覚醒などと
いった身体のリズムを作り出して
います。


熱産生・放熱機構は耳の奥の方の
脳の中にあり、体内時計にそって
熱を作ったり放出したりして体温
を調整
しています。


この2つの仕組みが睡眠のリズムを
作り出していますので、体温調節が
スムーズな睡眠には大切なポイント
となるのです。

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眠い時体温は下がる

人は眠っている時に体温が下がって
います。


これは体を休めようとする体内時計
が、熱産生・放熱機構と連動し、代謝
を下げるために体温を下げようとする
からです。


代謝が下がれば体はゆっくりと休め
ます。つまり、眠ろうとするリズム
に入れば、体は自然と体温を少し
ずつ下げていく
のです。


反対の言い方をすれば、体温が下がら
なければしっかりと眠ることができ
ない
ということになります。


眠い時にはどのように体温を下げて
いくのかというと、手足の皮膚血管
を開いて熱を集め、体外に放出する
という仕組みになっています。


赤ちゃんの手足が眠くなると温かく
なるのはこのためです。


大人にももちろんこの仕組みはあり
ますが、日中の過ごし方や睡眠環境
によって、手足からうまく熱を放出
することができないことがあります。


熱を放出しなければ体は「眠って
よい」という合図を脳に送ることが
できません。


このため、なかなか寝付けないと
いう人の多くは、体温の調節が上手く
いっていないと考えられているのです。
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スムーズな眠りのためには体温を下げる手助けを

寒い冬には暖房をつけたままで寝る
という人が多いかと思いますが、
これは体の体温調節機能を狂わせる
原因
になります。


エアコンを使う場合には、寝入って
すぐに切れるようにするなどの工夫
が必要になります。


電気毛布の使用もタイマーを利用する
などして工夫する必要があります。


眠る前にぬるめのお湯につかって手足
をしっかりと温めておくと、眠りに
入るまでの時間が短くなります。


冷え性の人がなかなか寝付けない
のは、手足にうまく熱が集まらず、
体温がなかなか下がらないからです。


冷え性の人は眠る前に手足を温める
工夫をしてみましょう。

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反対に熱いお湯につかってしまうと、
身体の奥深くの体温が上がったまま
の状態が続きます。


こちらもなかなか寝付けない原因と
なってしまいますので注意してくだ
さい。


また、冷え性の人の多くは血液の循環
が悪い状態になっています。


血液の循環が悪いと手足に血液が
集まりにくくなり熱を集めにくくなり
ます。


日ごろから軽い運動を心掛けたり、
食事に気をつけたりと冷え性を改善
する努力をすることで、眠りに入る
までの時間を短くスムーズなものに
することができます。


日中から夕方にかけての運動は、皮膚
からの放熱を増やすので上手に眠る
のに効果的といわれています。


体温調節が上手くいっているか
どうか、なかなか自覚するのは難しい
ものですが、その目安に「眠りに入る
までの時間」があります。


すぐに眠れるという人の多くは、手足
からの熱放散が上手くいっている人

です。


なかなか寝付けずに困っているという人
は、体温の調節が上手くいっていない
ことを疑って、手足から熱を上手く
逃がすことのできる工夫をしてみて
ください。